新型混合/造粒/コーディング
製品名:AK-S200L 高速水平剪断式湿式混合/造粒機
新型高速水平剪断式混合造粒機は、AKITAとAKITA JAPANの日本研究開発チームが共同で開発した新型の高速湿式造粒機です。数年間の研究開発と改良を重ね、新型造粒機は成熟し安定し、多くのユーザーから認められています。この造粒機は、伝統的な高剪断式湿式造粒機と大きく異なり、混合・造粒の性能と効果は伝統的な造粒機を超えています。
新型水平剪断式高速造粒機は、多枚の大面積水平ローター式高速切断ブレードを採用し、切断効率と粉末の接触面積を大幅に増加させています。底部攪拌ブレードが粉末を反時計回りに押し進めると、底部の重い大粒子が遠心力により内側から外側、下から上に転がり上がり、上方の切断エリアに入ります。ローター式ブレードが高速で時計回りに大粒子を切断し、小粒子にします。2枚のブレードが協力して、大粒子が次々と小粒子になり、小粒子は筒体内壁、水平ローター式ブレード表面で転がり、表面のエッジが徐々に消え、球形に近づきます。最終的には均一な球形粒子が形成されます。
連続化生産ラインに適した業界
- 中薬の顆粒剤、錠剤
- 化学薬の顆粒、錠剤
- 農薬WDGの顆粒剤
- リチウムイオン電池、リン酸鉄リチウム電池などの新エネルギー材料の混合、コーティング、造粒
- 電子製品、改良セラミックス産業、5G新素材の混合、造粒
- ナノレベルの材料混合、コーティング、造粒
- 食品材料の混合、造粒
- 化学製品の混合、造粒
- 粉末冶金などの金属材料の混合、造粒
新旧モデルの生産品質の比較表
項目 | 伝統的なモデル | 新世代水平切断機型 |
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混合 | 比較的均一、効率は高め | 非常に均一、効率は50%以上向上 |
乾式コーティング効果 | 効率が低く、理想的なコーティングが難しい | コーティング効果が理想的、効率が非常に高い |
湿式混合効果 | 近似的な球形、不規則な粒子が多い | 混合が非常に均一、液体の分散が均一、素材が液体と充分に接触、死角がなく全方位に混合 |
粒子の丸み | 近似的な球形、不規則な粒子が多い | 球形度が高く、ほぼ全てが球状粒子 |
粒子の成粒率 | 通常30-60% | 通常70%以上、特定の素材では95%に達する |
粒子径の分布 | 粒径分布が広く、多くの粉末と少量の大きな塊がある | 粒径分布が狭く、粒子が均一で、ほとんど粉末がなく、大きな塊がほとんどない |
粒径の制御性 | 低い | 高い、回転速度の調整で簡単に求める粒径を得られる |
造粒効率 | 高い | 伝統的な機種に比べて30%-50%の造粒効率が向上、使用時間が短く、短時間での造粒が必要な素材に特に適している |
新世代の水平剪断造粒機と伝統的な側剪断造粒機の造粒効果比較
新世代の水平式剪断造粒機は、混合効果が伝統的な側剪断造粒機より優れています。また、造粒の成粒率も大きな優位性があります。造られた粒子は均一性、粒子の丸み、伝統的な造粒機よりも大幅に向上しています。例えば、ある顧客が要求する球形粒子の粒径が20-80メッシュの場合、新世代の造粒機は成品率が90%以上に達することができますが、伝統的な造粒機は約50%にしか達しません。
粒径分布と粒径サイズのグラフ
水平剪断式湿法造粒機の構成表
モデル | SUS304 | SUS316 | 単層筒体 | 二重層筒体 | テフロン筒体 | 特殊コーティング筒体 | ステンレス/合金ブレード | 排出口手動/空気圧 | 自動洗浄 | 真空上料 | 自動添加液 | 操作台 |
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AK-S100L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | |
AK-S150L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | |
AK-S200L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | |
AK-S400L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ |
AK-S600L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ |
AK-S1000L | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ |
この表は、各型番の造粒機がどのような構成オプションを持っているかを示しています。例えば、「◇」がある項目は、その型番の造粒機にその構成が選択可能であることを意味します。